将来、「研究職」を目指している人の中には、次のような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
「研究職」って英語力は必要なの?研究職に興味あるけど、英語は苦手なんだけど・・・。
私も、研究職に就く前は、同じ悩みを抱えていました。
この記事では、「企業の研究職に英語力は必要なのか」について解説していきます。
また、「研究職」にとって、英語の「読み」「書き」「会話」のうち、どの能力が最も大事なのかについても解説していきます。
- 「研究職」に必要な英語力が知りたい!
- 「研究職」はどんなときに英語を使うのかも知りたい!
「研究職」に英語力は必要か
結論から言うと、次のようになります。
- 「英語を読み書きする力」は必須!
- 「英会話力」はあった方が断然有利!
リーディングスキル
研究職は論文を読む機会が非常に多いです。
論文を読みこなせないと、仕事が進まないことも多いです。
そのため、研究職の論文を読むために、「英語を読む力」は必須です。
企業の研究職を目指す人は、最低でも、「英語を読む力」は身につけましょう。
ライティングスキル
研究職には、英語で「論文の執筆」を行う機会が多くあります。
また、グローバル化が進んでいることもあり、「英語での資料作成」を行う場合も増えてきています。
そんな時に「英語を書く力」がないと業務に支障をきたします。
そのため、研究職にとって「英語を書く力」は必須のスキルとなります。
企業の研究職を目指す人は「英語を書く力」も身につけましょう。
英会話力
研究職は、「英会話力」があった方が断然有利に仕事を進められます。
「英会話力」があれば、海外の学会でも円滑な情報取集が行えます。
また、最近は海外からの留学生が入社することも多くなっており、「英会話力」があれば、そういった海外からの留学生とも円滑なコミュニケーションを行うことができます。
さらに、「英会話が得意な人」は上司などの上の人からも高く評価されやすい傾向があります。
そのため、「英会話力」を持っていると、仕事を有利に進めることができます。
ただし、「英語の読み書き能力」がそれなりにあれば、「英会話」がそこまで得意でなくても、何とかやっていくこともできます。
実際、私の周りの研究員も「読み書きはできるけど、英会話は苦手」という人も多いです。
「英会話が苦手」ということを理由に研究職をあきらめる必要はありません。
しかし、今後はグローバル化が加速することが予想され、それに伴い、英会話力が必須になる可能性もあるので、はやめに「英会話」に取り組んでおくことをおすすめします。
「研究職」の英語力の注意点
ここまでで「英語力」の重要性を述べてきました。
特に「読み」「書き」の英語力は必須と述べましたが、1つ注意点があります。
- そこそこの「英語力」があれば十分!!
「英語力が必須」と聞くと、完璧な英語力を想像する人も多いと思いますが、そこまで高レベルな英語力は必要ありません。
大学受験で出題されるような「超複雑な構造の英文を解釈する力」「重箱の隅をつつくような文法事項」を必要とすることは、まずありません。
論文を読むにしても、英語で会話をするにしても、「中学~高校基礎レベルの英語力」があれば十分です。
したがって、「今は英語が苦手な人」も英語が原因で「研究職」をあきらめる必要はありません。
コツコツと継続して、上記のレベルの英語を勉強すれば、だれでも「研究職に必要な英語力」は身につきます。
もちろん、中学~高校基礎レベルの英語をマスターしてお、専門用語の語彙力強化などには継続して取り組みましょう。
「研究職」の英語 まとめ
今回は、「研究職に英語は必要か?」について解説しました。
研究職には英語力はあるに越したことはないです。
今後は「英語の需要」はますます高まると考えられます。
私は、近い将来には「英語」は必須の能力になると考えています。
研究職を目指す人は、「専門分野の勉強」だけじゃなく、「英語の勉強」にも取り組んでおきましょう。
コメント