仕事をしていると新しいアイディアが必要になるときって多々ありますよね?
仕事だけじゃなく、普段の生活の中でも、アイディアが欲しくなる時って多いですよね?
仕事で「アイディア」出さないといけないけど、全然思い浮かばない!!ヤバい!!
斬新なアイディアを出すって、発想力が必要だし、凡人には無理なんじゃない?
こんな風に悩んでる人、才能がないから「アイディア」なんて出せないと考えてる人も多いんではないでしょうか?
私もこのように考えていました。
でも、実は、「素晴らしいアイディア」を出すのに才能は必要ないです。
アイディアには「作り方」があるんです。
今回紹介する書籍「アイデアの作り方」で述べられている正しい手順を踏むことで、誰でも「素晴らしいアイディア」を作ることができます。
書籍「アイデアの作り方」を読めば、誰でもアイディアを作れるようになります。
この記事では、書籍「アイデアの作り方」の要約・感想を述べていきます。
「アイディア」をバンバン出せるようになりたい人、発想力を鍛えたい人には、必見の内容です。
- アイディアの作り方を知りたい
- 斬新なアイディアを出せるようになりたい
- アイディアを量産して、より良い生活を送りたい
*本書は、海外の本を翻訳したもので、日本語がかなり読みづらいです。そのため、私なりに意訳し、書評を書いている点をご承知おきください。
「アイディア」とは
初めに「アイディア」の最も大切ことを述べておきます。
「素晴らしいアイディア」=「既にあるアイディアの組み合わせ」
「素晴らしいアイディア」とは、「これまで誰も思いつかなかったような斬新な考え」と思われがちです。
そんな「斬新なアイディア」を思いつく人は一部の天才だと思う人も多いと思います。
でもは、実は、ゼロから作り上げられたアイディアというのは、ほとんどありません。
「素晴らしいアイディア」のほとんどは、「世の中に既にあるアイディアの組み合わせ」です。
たとえば、「タバコ+携帯などの電子機器→アイコス」のような感じです。
もともと世の中にあったものを組み合わせることで、世の中で大流行するアイディアへと昇華します。
だから、素晴らしいアイディアというのは天才だけが作れるものではなく、凡人でも効率的なアイディア作成方法を学べば、素晴らしいアイディアを創出することが可能です。
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
これが、アイディア作成の大原則です。
アイディアを作るのに重要な二つの能力
上で述べたように、アイディアを作るためには、特別な才能は必要ではないということが分かったと思います。
アイディアを作成するには、事前準備として、普段から次の2つを行っておく必要があります。
- 既存のアイディアを知る
- 関連性をみつける力を鍛える
「素晴らしいアイディア」=「既存のアイディアの組み合わせ」なので、世の中に既にあるアイディアを、たくさん学ぶ必要があります。
「素晴らしいアイディア」を作るには、「既存のアイディアを組み合わせる必要がある」ので、個別のアイディアの関連性を見抜く力が必要となります。
つまり、普段から「良いアイディア」を探し、「見つけたアイディア」同士に関連性がないか考えるクセをつけておくということです。
こういった習慣をつけることで、「素晴らしいアイディア」を出しやすい頭が自然とできあがります。
「アイディア探しを習慣にする」と聞くと面倒に感じる人も多いと思いますが、全くそんなことはありません。
「アイディア探し」は、感性が磨かれる感覚があり、非常に楽しいです。
慣れてくると、無意識のうちに「アイディア」を探すようになります。
アイディアの作り方
それでは、いよいよ具体的な「アイディアの作り方」を説明します。
以下の手順で、アイディア創出を実施します。
- データ(資料や知識)を集める
- データを組み合わせられないか考える
- 考えることを放棄する
- 突然、優れたアイディアを思いつく
- 思いついたアイデアのチェック
データ(資料や知識)を集める
「新しいアイディア」は「既存のアイディアの組み合わせ」なので、「既存のアイディア(資料や知識)」を集める必要があります。
自分の仕事に関連する「アイディア(知識)」はもちろん、他の一般的な「アイディア(知識)」も集めておきます。
一般的な知識もたくさん集めておけば、より有用なアイディアが生まれやすくなります。
この段階は、「普段からどれだけアイディを探しているか」ということも効いてきます。
前に述べた様に、普段から「良いアイディア」を探すクセをつけておきましょう!
データを組み合わせられないか考える
1で集めたデータ(資料、知識)に組み合わせられる部分がないか、一生懸命考えてください。
些細にことでも構いませんので、組み合わせ方を可能な限り考え抜いてください。
この「アイディアの組み合わせ方」を考えることが一番大変ですが、1番重要な部分ですので、時間をかけて頑張り抜いてください。
本書では、「アイディアの組み合わせ方」を見つけるために、カード活用方法などが本書には述べられています。
「アイディアの組み合わせ方」をもっと深く知りたい人は書籍「アイデアの作り方」をご一読ください。
考えることを放棄する
「アイディアの組み合わせ方」を十分に考えた後は、いったん考えることをやめましょう!
「えっ!せっかく考えたのに忘れるの!?」と思うかもしれませんが、完全に忘れて構いません。
普段の生活に戻ってください。
突然、優れたアイディアを思いつく
普通に生活している時や、他の仕事をしている時に、突然アイディア(良い組み合わせ方)を思いつきます。
不思議に感じるかもしれませんが、「素晴らしいアイディア」というのは、何気ない日常の中や別の作業中などの「アイディア作成」と関係のないことをしている時に思いつくものです。
ただし、この「アイディア」は忘れてしまうのも早いです。
忘れないように、すぐにスマホなどにメモしておいて下さい。
思いついたアイデアのチェック
「アイディア」を思いついたからといって、大喜びしてはいけません。
その「アイディア」が、実際に使えるのかチェックする必要があります。
思いついた瞬間は、「最高のアイディアだ!」と思ってしまうのですが、冷静にもう一度考えてみるとその「アイディア」に穴があることが多いです。
なので、アイディアが実際に使えるのか、穴がないか確認してください。
このチェックをクリアしたものは、まぎれもなく「素晴らしいアイディア」です。
この①~⑤が「アイディア作成」の流れになります。
思ったより単純な流れだと思います。
でも、これだけで、本当にアイディアがバンバン出てくるようになるので、是非試してみてください。
注意点
ここまでで説明した「アイディアの作り方」には注意点が2つあります。
- それぞれの段階が完了してから、次の段階に進む
- ①と②は手を抜かずに取り組む
それぞれの段階が完了してから、次の段階に進む
上記の手順のそれぞれの段階が完了してから、次の段階に進んでください。
①が確実に完了した後に、②に進むようにしてください。
①と②を同時進行はNGです。
同時に進行すると、①と②が頭の中でごちゃごちゃになり、アイディアが出にくくなります。
①と②は手を抜かずに取り組む
①と②は、手を抜かず一生懸命取り組んでください。
この①と②にどれだけ労力をかけるかで、アイディアの質が大きく変わってきます。
本書を読んで
本書を読むことで「素晴らしいアイディアは既存の知識の組み合わせ」という「アイディアの本質」を知ることができます。
この「アイディアの本質」を知ることで、「素晴らしいアイディア」を作れるのは1部の天才だけでなく、凡人の我々にも可能であることが理解できます。
私は、企業の研究者として働いており、「素晴らしいアイディア」が必要になるときが多々あります。
「素晴らしいアイディア」が必要になったときに備えて、普段から、知識(仕事に関係ないものも)を集めるようにしています。
このおかげで、「素晴らしいアイディア」をバンバン出せるようになり、仕事の成果も上がり、評価もあがりました。
書籍「アイデアの作り方」は、普段からの学習意欲を高め、実際に成果を上げてくれた本です。
書籍「アイデアの作り方」は、「アイディア」を作らなければならないすべての人におすすめできる良書です。
是非、ご一読ください。
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