データサイエンティストに興味ある!「Python」の基礎事項は学び終わったけど次は何を勉強すればよいの?
このような人は、次にデータ分析の基礎を学ぶべきです。「データサイエンス」ブームの到来で数多くの「データ分析」の教科書が出版されていますが、はじめて「データ分析」を学ぶなら次の本が最もおすすめです。
「データ分析」は理解が難しい部分や、ややこしい部分が多い分野なので初学者は挫折しがちですが、この本では「データ分析」を入門レベルから、わかりやすく解説してくれるので、はじめて「データ分析」を学ぶ人でも挫折することなく、「データ分析」の基礎を学習しきることができます。
この記事では、「Python2年生」のどのような本か、難易度や到達レベルなどを紹介します。
「Python2年生」の概要
「Python2年生」は次のような教科書です。
- 「データ分析」について、基礎の基礎からわかりやすく丁寧に解説してくれる教科書
- 「データ分析」を学ぶための最初の1冊に最適!
「データサイエンス」を行うには、①「Pythonの基礎」、②「データ分析の基礎」、③「機械学習の基礎」の順に学んでいく必要があります。本書は、②の「データ分析の基礎」を学ぶための教科書です。
「Python2年生」はこの「データ分析」の基礎をわかりやすく解説してくれる教科書です。
「データ分析」は難解な部分が多く、初学者は挫折してしまう分野です。「Python2年生」では細かい部分は抜きにして、「データ分析」の「基礎事項」と「やり方」をトコトンわかりやすく解説してくれているので、他の本と違って、挫折することなく学び切ることができます
「Python2年生」はマスターしても到達レベルはそこまで高くありませんが、「データサイエンスティスト」になるためには、細かな事項は置いておいて、「基礎事項」と「データサイエンスの流れ」を把握し、早めに「実践」に移ることが重要です。基本事項は素早く抑えて、早めに「実践」に移る、その後は「実践」の中で様々なスキルやより深い知識を身に付けていくのが効率的です。
この「Python2年生」は初学者が「データ分析」の「基礎事項」と「大まかな流れ」を最短で掴むのに最適な教科書です
「Python2年生」の対象者
「Python2年生」の対象者は下記です。
- はじめて「データ分析」を学ぶ人
- 「Python」の超基礎は理解している人
はじめて「データ分析」を学ぶ人
「Python2年生」はデータサイエンスに必須な「データ分析」を入門レベルから解説してくれるので、はじめて「データ分析」を学ぶ人に最適な教科書です。
但し、「データ分析」の基礎をある程度修得している人が、更にスキルを伸ばすのに「Python2年生」は簡単すぎるので、そういった人は対象外です。
「Python」の超基礎は理解している人
「Python2年生」は「データ分析」の入門書として最適ですが「Python」の基本的なコーディングは理解していることが前提です。
まだ、「Python」自体の基礎事項が全く分からないという人は、姉妹書の「Python1年生」から先に勉強することをおすすめします。「Python1年生」の詳細は下記記事を参照。
「Python2年生」のメリット
「Python2年生」のメリットは次のようになります。
- 対話形式で解説されていて、はじめて「データ分析」を学ぶ人でも理解しやすい
- 短時間でプログラミングの基礎事項がわかる
対話形式で解説されていて、はじめて「データ分析」を学ぶ人でも理解しやすい
「Python2年生」は授業形式で解説が進んでいきます。「初心者」が疑問に感じがちなポイントも丁寧に解説してくれます。数ある初心者向けの参考書の中でも最もわかりやすいと思います。この参考書で理解できなければ、「データ分析」を学ぶことは難しい気がする、そんなレベルで丁寧でわかりやすいです。
短時間で「データ分析」の基礎事項がわかる
本書は、読みやすく、初心者向けに作られているということもあり、短時間で読み終えることができます。1~2時間もあれば読み終えることができると思います。
短時間で読み終えられるにも関わらず、一通り読み終えれば、「データ分析」の基礎とやり方は網羅できます。
「Python2年生」のデメリット
「Python2年生」のデメリットは次のようになります。
- 到達レベルは低い
- 「データ分析」を学んだことがある人は対象外
到達レベルは低い
「Python2年生」は初心者向けの参考書ということもあり、到達レベルは低いです。「データ分析」の基本事項を網羅できる程度です。
「データ分析」をもっと深く学びたいのであれば、よりレベルの高い教科書を学習する必要があります。
「データ分析」を学んだことがある人は対象外
「Python2年生」は、「データ分析」をある程度学んだことのある人は対象外です。
「Python2年生」は、はじめて「データ分析」を学ぶ人が、基礎事項を抑えるための教科書です。
「Python2年生」の使い方
「Python2年生」の具体的な使い方は次のようになります。
- 事前準備:「python」の基礎知識を学ぶ
- 本書を読みながら、自分のPCで同じ操作をする
- もう1周
事前準備:「python」の基礎知識を学ぶ
「Python2年生」を学ぶ前に、「Python」の基礎事項(極簡単なコーディングなど)は把握できている必要があります。「Python2年生」を学ぶ前に最低限の「Python」スキルを学んでおきましょう。
「Pythonの基礎事項って具体的にどうやって勉強すれば良いの?」という人は、下記の記事で紹介している「Python1年生」を勉強しましょう。
本書を読みながら、自分のPCで同じ操作をする
必ず「Pthon」をインストールし、本書と同じコードを書きながら、読み進めていきましょう。一緒に操作することで、操作方法に慣れることでき「データ分析」の「基礎事項」と「やり方」を効率よく身に付けることができます。
本書を1周する頃には、「データ分析」の基本的な流れは把握できるはずです。
もう1周
1周読み終えたら、同様の方法で2周目も行いましょう。
2周目は1時間もかからないと思います。この「2周目」をやることで、知識が定着するので必ず行いましょう。
「Python2年生」の到達レベル
「Python2年生」をマスターした後の到達レベルは次のようになります。
- 「データ分析」の基礎を修得できているレベルに到達
到達レベルはそこまで高くありません。「データ分析の基本」が把握できているレベルです。「データ分析」をもっと深く学びたいのであれば、よりレベルの高い教科書を学習する必要があります。
「Python2年生」の次
「Python2年生」の次は、姉妹書である次の参考書がおすすめです。
「データ分析」を学んだ後は、「機械学習」を学んでいきましょう。「Python3年生」まで学べば、「機械学習の基礎」を習得できます。「Pythonの基礎」「データ分析の基礎」「機械学習の基礎」を学べば、最低限のデータサイエンスは行えるようになります。
「Python3年生」までが、このシリーズの1つのゴールなので必ず勉強しておきましょう。
「Python2年生」のまとめ
今回は「Python2年生」を紹介しました。「データ分析」をたくさん読んできましたが、これ以上優れた入門書は他にないと思います。
「データ分析」は難解な部分が多く、流れを掴む前に挫折しがちですが、本書で勉強すれば、挫折することはないと思います。
到達レベルは高くはありませんが、「データサイエンス」の流れを掴むことが何より重要なので、初学者はまずこの「Python2年生」から「データ分析」の勉強を始めましょう。
- 超初心者向け
- 「解説」がトコトンわかりやすく、挫折しにくい
- 到達レベルは低い
コメント