「Python」に興味あるけど何からやればいいんだろう?
世の中、プログラミングブームということもあってこのように考えている人も多いと思います。特に「Python」はAI、機械学習、深層学習とも関連が深く、今後主流になるプログラミング言語なので、興味がある方も多いはず。
今から「Python」を学び始める人には、下記の本から始めることをおすすめします。
「Python ふりがなプログラミング」は初学者に大変おすすめの教科書です。この記事では、「Python ふりがなプログラミング」の特徴、難易度、良い点・悪い点・使い方などを紹介します。
「Python ふりがなプログラミング」ってどんな本
「Python ふりがなプログラミング」は下記のような特徴を持つ本です。
難易度 | 入門~基礎 |
解説 | 対話形式でわかりやすい |
演習問題 | 少し有り |
独学しやすさ | ★★★★☆ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
- 初心者向けの本
- プログラミングコードに「ふりがな」と「訳(読み下し文)」が振られており、理解しやすい
- 「応用の利く文法力」が身につく
「Python ふりがなプログラミング」は、「Python」の入門レベル~基本レベルを網羅している教科書です。この1冊で基本事項は網羅できます。「授業形式」で解説が進み、説明もわかりやすいです。
「Python ふりがなプログラミング」の特徴は「プログラミングコード」に「ふりがな」が振られと、その「ふりがな」を基にした「訳(読み下し文)」が記載されているところです。この「ふりがな」と「訳(読み下し文)」を勉強することで、「Pythonの文法の規則」が理解でき、応用の利く「文法力」が身につきます。
「Python ふりがなプログラミング」の対象者
「Python ふりがなプログラミング」の対象者は下記です。
- はじめて「Python」を学ぶ人
はじめて「Python」を学ぶ人
「Python ふりがなプログラミング」は「Python」を入門レベルから解説してくれるので、はじめて「Python」を学ぶ人に最適な教科書です。
「Python ふりがなプログラミング」では、他の教科書のようにコードを羅列するだけでなく、コードに「ふりがな」を振りながら解説してくれるので、コードの意味を容易に把握しながら学習をしていくことができ、初めて「Python」を学ぶ人でもストレスなく読み進めていくことができます。
「Python ふりがなプログラミング」の良い点・メリット
- 対話形式で解説されていてわかりやすい
- 短時間で基礎事項を網羅できる
- 応用の利く文法力が身につく
- データ分析の解説も少しあり
- 簡単なチェック問題がある
対話形式で解説されていてわかりやすい
「Python ふりがなプログラミング」では、キャラクターが登場し、彼らの対話形式で解説が進んでいくため、非常に読み進めやすいです。
多くの教科書では、文字が多く、初学者が読み進めるのに労力・時間がかかり過ぎたり、読むのが嫌になったりします。一方、対話形式の「Python ふりがなプログラミング」なら読み進めるのにストレスがかからないので、「Python」の基礎をしっかり学びきることができます。
「対話形式って読み進めやすいけど、深いところまで解説されてない場合が多くない?」と言われることがあります。確かにその通りで、「Python ふりがなプログラミング」も深いところまでの解説には踏み込めていません。しかし、初学者に重要なことは「まずは基礎事項を全体を抑えること」です。深い内容は基礎事項が身について後で十分です。そういった意味で「Python ふりがなプログラミング」は初学者が基礎事項を抑えるために最適な本です。
短時間で基礎事項を網羅できる
上記にも記載している通り「Python ふりがなプログラミング」は非常に読み進めやすいです。また、基礎事項に絞って解説がなされているため、比較的短時間で読み終えることができます。
そのため、「初めてPythonを学ぶ人」「手っ取り早く基礎事項を学びたい人」にも最適の教科書です。
応用の利く文法力が身につく
一般的な教科書では、コードを羅列し解説が進みますが、「Python ふりがなプログラミング」では、コードに「ふりがな」が振られ、その「ふりがな」を基にした「訳(読み下し文)」が記載されています。
この「ふりがな」と「訳(読み下し文)」を勉強することで、コードの意味や文法を理解できるようになり、応用の利く文法力が身につきます。
プログラミング学習では、コードを単に暗記するよりも、意味や文法を理解しながら学習を進める方が学習効率が大幅に良くなります。「Python ふりがなプログラミング」を使うことで、自然と文法を理解しながら学習を進めることができ、応用の利く文法力が身につきます。
データ分析の解説も少しあり
「Python ふりがなプログラミング」では「データ分析」に関しても少しだけ解説されています。「Python」を学ぶも目的が「機械学習」である人も多いはず。
「データ分析」は「機械学習」に必須のスキルです。そんな「データ分析」を同時に学べるのは「Python ふりがなプログラミング」のメリットの一つです。
簡単なチェック問題がある
プログラミング学習は、教科書を読む(インプット)だけでは不十分で、実際にコードを書く(アウトプット)がとても重要です。
「Python ふりがなプログラミング」では各章末に復習ドリルという名の確認問題が付属しています。簡単な問題ですが学んだことをアウトプットする場が用意されているのも良い点です。必ず、自分の手で解くようにしましょう。
「Python ふりがなプログラミング」のデメリット
- 到達レベルは高くない
到達レベルは高くない
「Python ふりがなプログラミング」は初心者向けの参考書ということもあり、到達レベルは低いです。ただし、応用の効く文法力が身につくので、よりレベルの高い知識を学ぶ際にも、困らなくなります。
更にレベルの高い知識を身に付けたい人は、後に紹介する参考書にも取り組みましょう。「Python ふりがなプログラミング」を勉強した人であれば、応用力があるので問題なく読み進めることができます。
「Python ふりがなプログラミング」の使い方
「Python ふりがなプログラミング」の具体的な使い方は次のようになります。
- 「python」をインストール
- 本書を読みながら、自分のPCで同じ操作をする
- もう1周
「python」をインストール
まずは、「Python」をパソコンにインストールしましょう。ここをやらないと何も始まりません。
「Python ふりがなプログラミング」にインストール方法が丁寧に記載されているので、10分程度でインストールできます。
本書を読みながら、自分のPCで同じ操作をする
コードに振られている「ふりがな」と「読み下し文」を理解しながら読み進めましょう。この際「このコードはこういう意味で、こういう文法で使うのか」といった風に文法を理解しながら読み進めて下さい。
また、解説されているコードを自分の手でも書きながら読み進めて下さい。自分の手でコードを書くことで、自然とコードの意味や文法が頭に定着します。
本書を1周する頃には、「Python」の簡単なコーディングならできるようになります。
もう1周
1周読み終えたら、同様の方法で2周目も行いましょう。
2周目は1時間もかからないと思います。この「2周目」をやるかどうかで定着具合が段違いなので、必ず行ってください。
「Python ふりがなプログラミング」の到達レベル
「Python ふりがなプログラミング」をマスターした後の到達レベルは次のようになります。
- 「Python」の文法ルールが把握できる(他の入門書より到達レベル高め)
- 簡単なコードは自在に書けるようになる
「Python」の文法ルールが把握できる(他の入門書より到達レベル高め)
繰り返しになりますが「Python ふりがなプログラミング」では、すべてのコードに「ふりがな」と「訳(読み下し文)」が記載されており、これを勉強することで応用の利く文法力が身につきます。
一般的な入門書より、文法が身につく分、他の入門書より到達レベルは高めです。
簡単なコードは自在に書けるようになる
「Python ふりがなプログラミング」は応用力の利く文法力が身につくので、基本的なコードなら自在に書けるようになります。
難しいコードも、実は基本的なコードの組み合わせでできているので「基本的なコードを書ける」というのはとても重要です。後に難しいコーディングを学ぶつもりの人にも「Python ふりがなプログラミング」はとても有用です。
「Python ふりがなプログラミング」の次
「Python ふりがなプログラミング」の次は、以下の参考書がおすすめです。
「独習Python」は標準レベルの参考書で、到達レベルも高いです。「独習Python」は少し難しい参考書ですが「Python ふりがなプログラミング」で勉強した後であれば、読み進めることができると思います。ところどころ理解できない箇所があるかもしれませんが、そういった場合は都度ウェブで調べながら読み進めれば何とかなると思います。
「Python ふりがなプログラミング」のまとめ
今回は「Python ふりがなプログラミング」を紹介しました。
この本を勉強したおかげで、プログラミングスキルが一気に向上しました。とても感謝している参考書です。「Python ふりがなプログラミング」の特徴をもう一度まとめておきます。本書を使って、Pythonの勉強を捗らせて下さい。
- 初心者向けの教科書
- プログラミングコードに「ふりがな」と「訳(読み下し文)」が振られており、理解しやすい
- 「応用の利く文法力」が身につく
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