大学受験後におすすめの英語参考書【大学・大学院・英語論文・ルート・レベル】

大学受験だけでなく一生使える英語の参考書が知りたい!

大学や大学院で英語論文を読めるようになりたい。

このような人も多いと思います。大学受験では、英単語・英文法・英文解釈・長文読解など、英語を読むための知識を幅広く勉強します。

しかし、大学に入ると英語を「受験のため」ではなく、専門分野を学ぶために英語を使う機会が増えていきます。特に理系の場合、大学院生や研究者になると英語論文を読む機会がかなり増えます。そのため、大学受験が終わった後も英語を勉強しておくことをおすすめします。

この記事では、大学受験後におすすめの英語参考書を紹介します。単純に「大学受験で使える参考書」を紹介するのではなく、大学受験後にどのような英語力を身につければよいのかという観点から参考書を紹介していきます。

目次

大学受験後の英語学習で大切なこと

大学受験が終わった後は、受験生のときと同じように英語を勉強する必要はありません。大学受験では「入試問題を解くための英語」が重要ですが、大学受験以降では、以下の能力が重要になります。

受験後に求められる英語力
  • 英文を素早く・正確に読む
  • 専門分野の英文を読む
  • 英語の文章を書く
  • 英語を聞く・話す

特に理系の大学生であれば、将来的に英語論文を読むことになる可能性が高いです。そのため、大学受験後の英語学習では、専門分野の英語を読めるようになる必要があります。

また、生成AIの登場により、読み書きよりも英会話の方が重要になりつつあります。大学受験ではスピーキングに関する試験の機会は少ないと思うので、大学受験後にはスピーキングに重点を置いて学習するのもおすすめです。

大学受験後におすすめの英語参考書

大学受験後におすすめしたい参考書は下記です。

おすすめの英語参考書
  • DUO 3.0
  • リンガメタリカ
  • 大岩のいちばんはじめの英文法〖超基礎文法編〗
  • 総合英語 Evergreen
  • 一億人の英文法
  • 英文解釈教室
  • 英文読解の透視図

上記の参考書は。上から、単語→文法→英文解釈の順に並んでいます。大学受験後の方であれば、基礎的な英語の知識は習得済みだと思うので、そのし前提でおすすめの参考書を紹介しています。

すべての参考書を勉強する必要はありません。自分の英語力や目的に合わせて必要な参考書だけ選んで学習してい下さい。

英単語帳のおすすめ

まずは「英単語帳」のおすすめ参考書から紹介します。

単語は英語を理解する上で、絶対必要な知識です。以下では、基礎的な英単語は習得済みの前提で、よりレベルを上げたい人向けの英単語帳を紹介します。

DUO 3.0(単語帳)

まずおすすめしたいのが「DUO 3.0」です。大学受験後の英単語学習では、個人的にかなりおすすめしたい1冊です。私が最も周回を重ねた単語帳です。

特徴
  • 例文型の単語帳
  • 重要単語・熟語を網羅
  • これを極めれば英会話もできるようになる!

「DUO 3.0」は、重要単語と熟語を例文の中でまとめて学習できる参考書です。単語だけをひたすら暗記するタイプの単語帳ではなく、例文を利用して単語・熟語・構文などをまとめて学習できることが特徴です。

大学受験後は、単語を「単語帳の中だけで覚える」のではなく、実際の英文の中で使われる形で覚えることが重要になります。

そのため、大学受験後の英語学習との相性が良いと思います。付属のCDも使って、リスニング・スピーキング力も鍛えれば、日常的な英会話なら十分できるようになります。

DUO 3.0はどのくらいのレベル?

大学受験英語の基礎~標準レベルの単語をすでに習得している人が、さらに語彙力を高めるために使うのがおすすめです。

特に、「大学受験は終わったけど、英語を読むと知らない単語がまだまだ出てくる」という人におすすめです。

ただし、すでに難関大学の英語を十分に勉強していて、DUO 3.0の内容をほとんど知っている場合は、無理に最初からやる必要はありません。その場合は、英文解釈や英語長文など、別の分野を勉強した方が効率的です。

リンガメタリカ(単語帳)

大学受験後の英語学習として、個人的に面白いと思うのが「リンガメタリカ」です。

特徴
  • 長文型の単語帳
  • 専門用語を覚えたい場合におすすめ
  • 難易度が高い!

「リンガメタリカ」は、いわゆる長文型の単語帳で、、専門的なテーマを扱った英語長文を読みながら、専門的な英単語や表現を学習できます。大学受験後は、このように、英語+専門知識を同時に学習することが重要です。

特に理系の学生の場合、大学では専門分野の教科書や論文を読むことになります。そのため、受験英語 → 専門分野の英語へ移行するための教材として考えるとよいでしょう。

英文法のおすすめ参考書

大学受験後の英文法については、目的によっておすすめする参考書が変わります。自分のレベルに応じて以下のように使い分けるのがおすすめです。

英文法書の選び方
  • 英文法が苦手・ほとんど忘れた → 大岩のいちばんはじめの英文法
  • 英文法を体系的に整理したい → Evergreen
  • 英語の感覚まで理解したい → 一億人の英文法

大岩のいちばんはじめの英文法〖超基礎文法編〗

特徴
  • 基本レベルの英文法の参考書
  • 薄い参考書
  • 講義形式でめっちゃわかりやすい

「大岩のいちばんはじめの英文法」は、中学英語から高校英文法の基本までを講義形式で学習できる参考書です。

薄い参考書で、短時間で基本的な英文法を学習できます。英文法を復習する場合、このような薄めの参考書が非常に便利です。

「大岩のいちばんはじめの英文法」は、次のような人におすすめしたい参考書です。

おすすめな人
  • 大学受験で英文法を勉強したけど忘れてしまった
  • 英文法に苦手意識がある
  • 英文法を短時間で復習したい
  • 分厚い参考書を読むのが苦手
  • 英文法の「なぜ?」を理解したい

このような人にはおすすめです。大学受験後の英語学習では、英文法をもう一度すべて完璧に勉強し直す必要はありません。すでに大学受験を突破できる英語力があるのであれば、忘れている部分を確認する程度でも十分です。

そのため、まずは「大岩のいちばんはじめの英文法」で英文法を短時間で一通り復習し、理解度を確認してみることをおすすめします。

総合英語 Evergreen

英文法をもっと体系的に勉強したい人には「総合英語 Evergreen」がおすすめです。

特徴
  • 英文法を体系的に学べる定番の文法書
  • 基本から応用まで網羅
  • 分量がめっちゃ多い
  • 辞書的に使うのがおすすめ

「総合英語 Evergreen」は英、英文法を体系的に学ぶのに適した文法書です。ただし、分量が多く、最後まで最後まで勉強しようとすると時間がかかってしまいます。

大岩のいちばんはじめの英文法よりも詳しく英文法を確認したい場合に向いています。大学受験後にEvergreenを使う場合、最初から最後まで暗記する必要はありません。

わからない文法が出てきたときに、調べる用の辞書として使うのがおすすめです。例えば、英語の文章を読んでいると、以下のような疑問が商事つことが多々あります。

  • このthatは何?
  • なぜこの時制になっている?
  • この分詞構文はどういう意味?

そのようなときにEvergreenで確認します。大学受験後は、このような使い方の方が効率的だと思います。

一億人の英文法

特徴
  • 英文法を体系的に学べる定番の文法書
  • 英語を使うための知識・感覚を学べる

「一億人の英文法」も「総合英語 Evergreen」と同様に、英文法を体系的に学べる定番の文法書です。「総合英語 Evergreen」との違いは、「問題を解くための知識」ではなく、「実際に英語を使うための知識」を学べる点です。

大学受験では、「この問題の答えはこれ」という形で英文法を勉強すると思いますが、大学受験が終わった後は、「なぜ英語ではこの表現を使うのか?」というところまで理解すると、英語の理解度がさらに高くなり、英語を使うための感覚を養うことができます。

そのため、大学受験後に英文法をもう一度勉強するのであれば、受験時とは違った視点で英文法を勉強してみるのもおすすめです。

英文解釈のおすすめ参考書

最後に英文解釈のおすすめ参考書を紹介します。

英文解釈のおすすめ参考書として紹介したいのが「英文解釈教室」と「英文読解の透視図」です。

英文解釈教室

特徴
  • 英文解釈の参考書
  • 複雑な英文でも正確に意味が取れるようになる
  • 難易度は激高!基礎が身についている人が使うべき!

「英文解釈教室」は伊藤和夫先生の著書で、長年にわたって読まれている英文解釈の名著で難しい英文を正確に読む力」を鍛えることができます。

大学受験でもそうですが、英語の専門書を読んでいると、英単語を知っているだけでは読めないような複雑な英文が出てくることがあります。「英文解釈教室」を学習することで、そのような複雑な英文の文構造を正確に解釈し、英文の意味を把握できるようになります。また、自身で英語を書くとき際にも、正確な英文を書くことができるようになります。

注意点として、「英文解釈教室」は難易度がとても高い参考書です。そのため、大学受験レベルの英語が十分に身についていない人にはおすすめしません。一方で、基礎は身についているけど、英語をもっと正確に読めるようになりたい「更なる高みを目指したい」という人には大変おすすめできる参考書です。

英文読解の透視

特徴
  • 英文解釈の参考書
  • 難易度高め!
  • 「英文解釈教室」よりもレベルは控えめ

「英文解釈教室」では難し過ぎるという人には「英文読解の透視図」がおすすめです。

「英文読解の透視図」は「英文解釈教室」と同じように、難しい英文を正確に読むための力を鍛えることができる参考書です。ただし、「英文解釈教室」より若干難易度が低いため、「英文解釈教室が難しすぎる」「英文解釈にそこまで自信がない」という人には「英文読解の透視図」の方がおすすめです。

大学受験後の英語参考書ルート

ここまで紹介した参考書をすべてやる必要はありません。自分の英語力に合わせて、下記のように進めるのがおすすめです。

英語が苦手だった人

英語が苦手だった人は下記の順に学習を進めることをおすすめします。

英語が苦手だった人
  • 大岩のいちばんはじめの英文法
  • DUO 3.0
  • 英文読解の透視図

大学受験で英語が得意だった人

大学受験で英語をかなり勉強した人は、下記の順に学習を進めることをおすすめします。

英語が得意だった人
  • DUO 3.0
  • 英文解釈教室
  • リンガメタリカ

英文法については、わからない部分が出てきたときにEvergreenなどで確認すれば十分です。

英語論文を読めるようになりたい人

理系大学生や大学院生で、将来的に英語論文を読むことを考えている人には、下記のルートをおすすめします。

英語が得意だった人
  • 英文解釈教室
  • リンガメタリカ
  • 英語論文

いきなり英語論文を読むのはかなり大変です。英語論文には専門用語が大量に出てくるため、単純な英語力だけでは対応できません。

まずはリンガメタリカで、専門的な英単語・英文に慣れて、その後に自分の専門分野の英語に進むとよいでしょう。

大学受験後に英語を勉強するなら何を選ぶべき?

最後に、それぞれの参考書をまとめます。

目的おすすめ参考書
英会話もできるようになりたいDUO 3.0
専門分野の英単語・英文に慣れたいリンガメタリカ
英文法を短時間で復習したい大岩のいちばんはじめの英文法
英文法を体系的に確認したい総合英語 Evergreen
英文法を感覚的に理解したい一億人の英文法
最難関レベルの難しい英文を正確に読みたい英文解釈教室
難しい英文を正確に読みたい英文読解の透視図

大学受験後にまず何をやるか迷っているのであれば、下記の様に自分の目的から選ぶのがおすすめです。

  • 英文法を復習したい → 大岩
  • 英文法を詳しく調べたい → Evergreen
  • 単語・熟語を例文で学びたい → DUO 3.0
  • 難しい英文を読めるようになりたい → 英文解釈教室・英文読解の透視図
  • 専門的な英語に進みたい → リンガメタリカ

大学受験後こそ英語を勉強しよう

大学受験が終わると、英語の勉強はもう終わり!と思ってしまう人も多いと思います。しかし、大学受験は英語学習のゴールではありません。

大学に入学すると、専門書を読んだり、海外の文献を読んだりする機会が増えてきます。特に大学院生や研究者になると、英語論文を読むことが当たり前になります。私自身も研究をしていて、英語論文を読む機会はかなり多いです。そのため、大学受験後も、英語力を伸ばし、専門分野の論文も読めるように学習を続けることをおすすめします。

また、生成AIが発達してきた今、英会話力は今後ますます重要な力になると予想されます。英会話ができるかどうかが他者との差別化点になると思います。

大学受験で身につけた英語力を、そのまま眠らせてしまうのはもったいないです。受験が終わった後こそ、英語を「試験のための科目」ではなく、専門知識を学ぶための道具として勉強してみてください。

生成AIの登場で、英会話ができるかどうかが重要になってきています。最短で英会話ができるようになりたい人は下記記事も参考にして下さい。

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